死ぬまでワクワクしたーいわー

「バックコーラスの歌姫」を見て

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「バックコーラスの歌姫」を、勧められて見てきました。
「見ていて辛い面も、あった」っていう前情報がなかったとしても、私にとって、最初の10分ぐらいはなんだか衝撃でした。

私にとってバックコーラスは、ものすごく憧れの仕事。
ずっとやりたかったけどいまいち届かないな、とおもって去年あたりに胸にしまうことにした。究極の職人技で、一部の人しかできない仕事だから。
最初の5分は、悔しい、というか。「ちがうよ、ちがうもん!」って思いながらしばらく見てしまった。

最初のほうに出てきたのは「ジャニス・ペンダーヴィス」。いきなり知っている顔がでてきたからびっくりした。この人に、3ヶ月、歌を習ったよ! ボストンに行ったときの最初の先生でした。
スティングの映像に、コーラスとして出ていることを後に知りました。

思い返すと、私が最初に、プロのミュージシャンと一緒にステージに立ったのは「バックコーラス」としてだった。ちゃんと、ギャラをいただけた。
私の歌の師匠たちは、MISIAさんや平井堅さんや、たくさんのメジャーな人たちのライブで全国ツアーをまわり、ボストンの先生たちだってチャカ・カーンやらレイラ・ハサウェイやらいろんなスターたちの仕事をしていた。
ボストンに行って、ゴスペルを知り、黒人のチャーチで歌い、あの「コーラス」としての究極のブレンドやパワーに感動し、「コーラス」とはただハモることではなくて、バックコーラスがひとつの塊となって、声という一つの楽器となって、メインボーカルを引き立たせる、たくさんの「コーラス」経験と練習が必要な技だと思った。

実際、コーラスをする人は、映画の中でも言っていたようにたいがいのメインボーカルより優れた歌唱力、テクニックを持っていて、、、

ようするに、すべてにおいて「コーラス」という職人技に私はすっごく憧れているわけです。もちろん今も。

今、わたしは、ソロシンガーだから、一生懸命自分の活動をしているわけだけど、
日本に帰国して3年目になるけど、最初の1、2年は、コーラスの仕事をしたくてしたくて、お友達でもお友達じゃなくてもいいからコーラスに誘ってほしいなあとおもってた! 特に、2声以上の。つまりメインボーカルとあわせて3声以上。
いろいろ周りの人に声をかけてみたり、コーラスの仕事がありそうな界隈にひっそり足を運んでみたり、した!
アカペラグループに誘ってもらって、1年以上活動したり、楽器と歌は6声のグループでも平行で1年ぐらい活動したし、3人組のコーラスグループもやってるし。まぁ、それでも、「コーラス」としての仕事はなかなか来ないわけだし、去年、私の「大先生」、誰のどんな声にも魔法のようにコーラスをつける藤原美穂さんの仕事の音源を一瞬聞いて、「ありゃーーーーーーーーこりゃーー 職人すぎるわ!」と思って、それ以来、「コーラスの仕事が欲しい」なんて思わず、粛々と、自分の活動に専念することにしたわけです。去年(2013年)の10月ぐらいから、ね。

「あこがれのお仕事」は、このまま「あこがれ」で封印しとこうっと。と。

こんだけ長く、語っちゃう、私の「あこがれの職業」のことについて、

「バックコーラスの歌姫」のオリジナルタイトルは「20 FEET FROM STARDOM」スターの座まで20フィート、です。映画の最初の5分では、
「たった6メートル弱。でも、センターで歌うスターとの距離は遠い」
「スターになるには、運だけじゃなく、カリスマ性だって必要で」
「脇役のまま終わる人もいる」みたいな雰囲気があって、

私は、「ちがうもんちがうもんそういうことではない!」と、なんだか、私の大尊敬する人たちが勘違いされるメッセージを伝える映画に思えたんです。最初のほう、ね。

でも。ドキュメンタリーは、すすむにつれ、ちゃんと、単一のメッセージじゃなくて、見る人によってどう解釈するかが委ねられるというか、ちゃんと自分で考えて受け止められるように作られていました。

コーラスのプロたちが、ぱっと歌い始めて一瞬で完璧なハーモニーを作りだす、美しさ!
ドラマティックな展開にショックを受けつつも、大好きな曲がどんどんでてきて、すっごく楽しい。
東京はBunkamuraで1月末まで上映中だそうです。

パンフレットを買いました。
映画のパンフレットを買ったのなんて人生2度めぐらいだ。パンフレット内でも、いろんな評論家の解釈があって、五十嵐正さんの文章を読んだら、電車の中で涙が出てきた。

いやーコーラスって、やっぱりいいよね。
人間て、みんなと一緒に歌うときに、Oxytocinというホルモンが出るらしいです。
このホルモン、女性が出産時にも分泌するホルモンで、リラクゼーションや、癒やし、そしてこの上ない愛情や信頼をうみだすんですって。

コーラスもソロも、素晴らしいクオリティで両立してる人が周りに居る!
ソロでの活動をあえてせずに、コーラスの職人としてとびきりの技をもってる人も、居るー!

わしがんばるー!
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laurayokozawa&akaikutsu

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