(くじらの箱舟 未リリース曲)
作詞&作曲: 横沢ローラ
くじらは遥か遠い遠い昔から 旅を続けて来た 運んでいるのは ひとがかかえきれない 行き場のない「想い」 強くなりすぎた「想い」は 体を離れて波を乗り越え いつしかたどり着いたら 大きな船はゆっくり動き出す くじらの箱舟にのっていろんな「想い」はともに旅をする そしていつかときがきたら 行き場がみつかるんだよ 初夏の日差しをさけるように届いた ひとつめの「想い」は ふくらみすぎて 喉をつまらせては きっと戻ると信じて あの日確かめた言葉 いまも心の奥底にひそみ いなくなった今もまだ さまよう「想い」はここに流れ着く くじらの箱舟にのっていろんな「想い」はともに旅をする そしていつかときがきたら 行き場がみつかるんだよ 今年最後の 寒い夜に届いた 凍てつくような「想い」 全てを無くし やりなおす気力さえ 無意味なように思えた 残された時を憂い 年老いて行くのをやりすごすだけ うつろな目でそう言って 自分をずっと責め続けていた いつしか知らないうちに 少しずつ何かがかわる その頃に あなたの「想い」は届き 大事に開かれるの くじらの箱舟にのった いろんな「想い」は遠く旅をする そしていつかときがきたら 行き場がみつかるんだよ そこまで一緒にゆこうくじらの力に身を任せ
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